整体に行くだけではダメなの?
整体に行って、マッサージやストレッチをされて、痛みが改善されたけど、次の日や1週間後には、元の状態に戻ってしまう。という経験をしたことはありますでしょうか。
どんな凄腕の治療家でも一回の施術で
完璧にすることは不可能です。
施術の時間を仮に1時間とします。
ですが・・・
施術をしていない23時間を今までと同じように過ごしてしまうと、人間の体は普段の状態を正常と考えているため、普段通りに生活していることで施術する前に状態に戻ってしまいます。
痛みが出る原因は骨折や捻挫などの外傷以外の場合は
日常生活のなんらかの蓄積(姿勢不良や生活習慣の乱れ)によって見られます。蓄積の期間が長ければ長いほど、改善までの期間は比例して長くなっていきます。
そのため、日常生活での悪影響となっている要因を特定し、改善する必要があります。
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整体の効果
そもそも整体で、どんな治療をされるということを把握していないと、
その効果を持続させることは難しいので、最初に整体に治療の効果についてお話ししていきます。
整体の効果については、どんな治療を行うかによって様々ですが、
今回は、イメージをしやすいように、マッサージなどトレーニング以外の指圧による治療を行った際の効果を元にしていきます。
指圧による治療は、皮膚や筋肉、関節、内臓に刺激を与えることで、
柔軟性の改善や血液循環の促しなどが一般的に認知されている効果かと思われます。
これらの治療は、筋肉や関節などから由来するいわゆる“痛み”に対して行います、それ以外にも、精神疾患や免疫疾患などにも効果があると言われています。
こういった、指圧などによる外的刺激によって、体の組織(筋肉や関節など)が反応することで、効果が見られます。
ですが
これらの外的刺激を常に受けるのは難しいですし、体も施術を受けた最初は反応として見られやすいですが、だんだん慣れてきてしまいマッサージを行っても効果が出ない場合も出てきます。
そのため、いかに始めの段階から施術を受けていない時に効果を持続させるためにするかが、その後の効果の戻りや状態悪化を防ぐ為の鍵になってきます。
戻るってなに?
序盤に整体などでの治療の効果は戻ってしまう
というお話をしました。
なんとなく、皆さんも一回ですべてをよくできるという期待は無いと思いますし、
効果が戻ってしまうというのは、なんとなくは理解されていると思います。
しかし、なんで戻ってしまうかと言われると、説明できる方はそれほど多くはないかと思います。
具体的に戻るとは、どう言った状態かと申しますと、痛みの原因は外傷以外では、
日常生活のなんらかの要因の蓄積によって痛みが出るとお話ししました。
原因の蓄積によって体の組織だけではなく、自立神経の乱れというのを引き起こします。
脳と内臓で調整をしている自律神経が積み重なる痛みや不調などによって乱れてしまい、
常に交感神経が優位な状況になります。
そうなると、脳は常に痛みがある状態が正常であると勘違いをしてしまい、治療によって身体の状態が良くしても元の状態に戻すよう働いてしまいます。
これを当院では戻りというふうにお伝えをしております。なので、セルフケアを行いながら、
正常な体の状態をいかに長続きさせるかが戻りを少なくするために重要になっていきます。
セルフケアの重要性
病院や整体などで「運動してください」「このストレッチをしてください」。と言われたけど、
めんどくさくて全然やっていなかったり、最初はやっていたけど、
今はやっていないという方はとても多い印象です。
確かに、日本人は世界と比べると、頑張りすぎているという印象がとても強く、空ける時間が少なかったり、人間は習慣化することが一番難しい事であるなどの問題点があります。
ですが、セルフケアを怠ることで、確実に将来的になんらかの痛みにつながっていきます。
👇セルフケアを怠るとどう言った事が起こるかは、以下の記事をご覧ください👇
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何度もお伝えしている蓄積による痛みによって、痛みにつながっていきますが、
悪い状態が続くことで、細胞の質が悪くなっています。
人間の体は細胞でできており、生きていく中で人体の組織は新しくできた細胞と入れ替わりをします。その入れ替わりの役割をしている、細胞の質が悪くなると入れ替わった組織の質も悪くなるのはなんとなく想像できると思います。
お肉を例にすると、お肉にもランクというのがありますよね。
ランクが高いものですと柔らかく、とても豊富な栄養が中に入っています。
逆にランクが低くなると硬く、それほど栄養値が高くない肉になります。
このようにお肉と同じように筋肉にも質が存在し、
質が高い筋肉は「硬くなりづらく、柔らかくなりやすい筋肉」であり、
質の悪い筋肉は「硬くなりやすく、柔らかくなりづらい筋肉」という事になります。
そのため、細胞の質を良くすることで、体の組織の質も良くなっていきます。
そのために必要となってくるのが、セルフケアです!
体を動かすことによる筋肉の拘縮の予防や代謝の促進、
生活習慣の見直しによる血液循環の改善など、セルフケアによる効果を出せば切りがありません。
そういった体への利点を最大限に活かしていきながら、整体での治療を行うことで、戻りが起きづらい状態を作ることができるようになります。
今後の将来や人生において、健康でないと何もする事が出来なくなるため、
今痛みが出ていない方も、ほんの数分からでも良いので、セルフケアを生活の中に取り入れて見てください!